準備の全体像:7つのステップ

  1. 家族で希望を共有する
    全部を散骨するか、一部を手元に残すか(分骨)も話し合います。ここが一番大切なステップです。意見が分かれたときの進め方は「家族に反対されたときの話し合い方」にまとめています。
  2. 海域とプランを選ぶ
    乗船(貸切・合同)と委託の違いを比べ、事業者へ相談します。費用の目安は「費用とプラン」をご覧ください。
  3. 契約内容を確認する
    総額、必要書類、延期・解約条件、散骨証明書の有無を書面で確認します。
  4. 粉骨を行う
    焼骨を、骨と分からない粉状にします。多くの事業者はプランに粉骨を含めるか、オプションで対応しています。
  5. 出航前の連絡を確認する
    天候や波の状況により、延期や欠航になる場合があります。前日・当日の連絡方法を確認しておきます。
  6. 当日は安全を優先する
    乗船説明を受け、救命胴衣を着用します。散骨、献花、黙祷などは事業者の案内に従います。
  7. 記録を残す
    散骨した日付・海域・証明書を家族で保管します。

必要になる書類

多くの事業者が、遺骨の身元を確認するために火葬許可証(火葬済みの証印があるもの)や埋葬許可証の写し、申込者の本人確認書類などの提出を求めます。お墓から取り出した遺骨を散骨する場合は、自治体や墓地管理者での手続きが必要になることがあり、長く納骨されていた遺骨は粉骨の前に乾燥が必要な場合もあります。必要書類は事業者ごとに異なるため、予約前に必ず確認してください。

当日の持ち物と服装

悪天候になったら

海の行事である以上、延期や欠航は珍しくありません。確認しておきたいのは次の3点です。

  • 欠航の判断はいつ・誰がするか(前日か、当日朝か)
  • 延期の場合、追加料金や再予約の条件はどうなるか
  • 日程を組み直せない場合、委託散骨への変更や返金はできるか

遠方の海で行う場合は、旅程に予備日を入れておくと安心です。宮古島の実例は「宮古島で海洋散骨する費用」で紹介しています。

散骨のあとのこと

散骨証明書(散骨した日時・海域の緯度経度を記したもの)を発行する事業者が多くあります。命日にその海域へ向かうメモリアルクルーズを行う事業者もあります。手を合わせる場所がなくなることが心配な場合は、一部を手元供養として残す方法もあります。詳しくは「散骨で後悔しないために」をご覧ください。

まとめ

参照した公開情報

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